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低確率の謎


なにやら、一巡はおろか、二巡くらいしてしまったようだ。

知り合って3年以上経つある男がいる。
初めは単なる遊び友達だった。

しかし、彼に僕の小学校からの夢を話し、現在一緒にその夢
の実現に向かって協働しながら動いている。

夢というと、なにやら美しかったり、かっこいいものだったりする
だろう。

例えば、「プロ野球選手になる!」とか、「会社作って成功するぞ!」
とかいったもの。

僕の夢はぜんぜんそんな綺麗な夢じゃない。
でも、逆に言うとそんなちっぽけな夢でも無い。

初めはその夢を追い求めずに、目先の利益目的でその男と行動を
ともにしていた。
2年ほど前からその夢を希求するようになった。

当初の出会い時点から現在まで、相当確立の低い出会いを繰返して
いるなあと思い、先週の木曜だか金曜だか、深夜2時過ぎに互いに会社
にいたが電話で話したのだった。

計算すると、天文学的な数字になることがわかった。

1/1,500×1/1,500×1/1,500≒37億分の1

ありえない。
もう循環したとしか思えない。

宝くじで3億円を当てるよりも遥かに低い確率で、引いてきたカード。

このある種、大当たりを引くことは一般の人にはすごくハッピーなこと
で、寄り道が大好きな人ならば大いに楽しめることだろう。

しかしながら僕らはその対極を目指していて、あわよくばその大当たり
が僕らの目指している夢と一致すればと思っているが、なかなかそんな
ことはないわけで・・・。

だからこそ、これから引くであろうカードは、大当たり確立が高いはず。

しかし、世の中には思ったより遥かに多い理想郷のゲートWAYたる
人々に会えるものなんですね。不思議なものです。
by osaki_kotaro | 2004-12-06 11:46 | エンターテインメント
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