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いまさら球団の話し


先週、某球団のスポンサーシップの企画書が来た。
高い。やっぱ高いな~。基本、案内が来ているということは
各企業へセールスを開始して良いという意味なので、この場で
金額等の情報を出すことは問題無いが、生生しいのでやめて
おきます。

この企画書は僕自身に来たわけではなくて、各広告会社に
案内を出しているわけだ。それを各営業マンが売り歩く。
「代わりにスポンサー探して!」って言ってきてるわけです。

球状内の各種看板とか、ユニフォームの肩の広告だったり
いろいろあった。

これらが埋まるか埋まらないかで球団経営に大きく影響を
及ぼすわけです。
黒字化を数年後に目指すと言っているわけだから最低限これ
ら広告収入は必要なわけですよね。鼻っから収入が具体的な
数字として見えるわけですから。

しかも、当然ユニフォームにつける広告は高いわけですが、
毎年毎年売りつづけることが難しいから複数年でのスポンサー
契約になるわけです。
新興球団に一体どこの企業がスポンサードするか興味津々で
ございます。初年度こそ注目されても翌年からわからないです
からね。チームの強さによっても変わってくるんでしょうけど。

あと放映権料とかどうなんだろう。一体いくら位になるのかな。
たいした金額じゃあないんだろうな。

やっぱどうやって考えても、選手の年棒下げないと厳しいだろう。

孫さんのように、宣伝費と捉え赤字でも事業への投資だと考える
か。そう考えると、これほど黒字にすると旨みがある商売もないな。

宣伝をただでし続けられる。さらにそのファンがグッズを持ち町で
勝手に宣伝してくれる。強くなり人気が出たら放映権がっぽり。
ロゴ等の使用のオファーが各企業からきてロイヤルティがっぽり。
人気が出てファンサイトを作れば、本体のPVがアップ。結果、
そのポータルで得られる広告費を上げられ、R市場の出店費も
上げられる。インターネットとの親和性は至極高いと言えるでしょう。
素晴らしいビジネスですね。成功すればですけど。

最近頑張って書いてます。本日2発目です。

ある時、この球団のオーナーは言いました。球団うんぬんの遥か前に。
「頭の中は不安が99%だ」と。
本件は不安でしょうな。プライベートカンパニーならまだしも、パブリ
ックカンパニーなわけですから。
競争に敗れた会社の株価は、球団を手にすることがNGだと報道
されると株価が上がりましたから。

今から3~4年ほど前でしょうか。
球団ではないですが、似たようなことしてました。この会社。
角川書店系列の出版社にメディアワークスという会社があり
そのものずばり、サービス名をタイトルにした雑誌を創刊しました。
着想は素晴らしいし、交渉も大変なものがあったでしょうが、見事に
失敗しました。あっと言う間だったなあ。こんなのです。クリック。

どうでもいいですが、球団オーナーさんも絡んでいるISORAのPIZZAは
上手いです。最近行ってないけど。
by osaki_kotaro | 2004-12-08 19:28 | ビジネス
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