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ドロケイ?ケイドロ?どっち?

ついさっきあった出来事。

雑誌の仕事で、三角錐(さんかくすい)の話しをしていた。
そしたら、僕の隣に座っている、かわいいけれど、少し
オツムが弱い後輩が、
「こーたろーさん、三角錐ってどんなのでしたっけ?」と聞いてきた。
「は~(怒)?」と僕は答えた。国立大学を優秀な成績でお出に
なられているのに。なので、僕はこう返答したのです。
「お前よ~、小学校ん時の給食の三角の牛乳パックあったべ?
あれのことだよ。面が全て三角形のやつだよ。」とわかり易く伝えた
つもりだった。
そしたら、
「え~、そんなのなかったですよ~」とのたまったから、
「んなわけね~だろ~。なっ!」と周りに同意を求めた。
そしたらですよ。ほんとに知らない人が沢山いたんです。そのまま
周辺にヒアリングしまくったら、どうやら現在26歳くらいが分岐点
で、それ以下の年齢だとその牛乳パックの存在を知らないらしいです。
もちろん、牛乳ビンとか若干のエリアでは違いあるのかもしれない
けど、どうやら時代は変わったらしい。

どうやら同じようなことを考えている人が多いことがググったら見つかった。
下記はその一部。
三角パックはどこへ行った?
牛乳の三角パック

久々の衝撃でした。

この衝撃は、「ケイドロ」という遊びが、エリアによって名称が違う
という事実を初めて知った時以来の衝撃。

僕の地元エリアは、「ケイドロ」だった。
ほんとかどうかは知らないけれど、エリアによって名前が違うことを
知った中学時代に、警察が泥棒よりも偉いから、「ケイ」が先に来て、
「ドロ」が後ろになったと当時聞いた記憶がある。
また、エリアによって全く違う名称を使うところもあるんです。
「ドロジュン」「ケイジュン」「悪漢探偵」など。

この遊びの不思議なところは、地域性が必ずしもなかったりすること。

関東は「ケイドロ」、関西は「ドロケイ」などと言うという定説があるが、
それはぜんぜん当たっていなく、僕がガキの頃から住む東京でも
様々。僕は大田区ですが、たぶん全てが「ケイドロ」ではなかった
はず。

という感じで、考えていくと頭がもやもやしたので、「ケイドロ」と
ググッたら、下記のサイトを発見。
閲覧者の調査データを分類してる。できれば、東京のどこどこ区
というレベルまで落として欲しいところです。

学説ケイドロケイ

でも素晴らしい。この無駄な努力。彼がどんな人だから知らないけれど
成功して欲しいものです。
by osaki_kotaro | 2004-12-09 16:53 | マーケティングサイエンス
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