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至極の焼肉サイトのご案内


無能である。
自分が。

何があったわけでもないが、時として突然陥るこの無能意識。
そう感じる理由がの一つは、やらなければならいことと考えなけれ
ばならないことが現業の仕事以外に多すぎていて、それを全くこな
しきれてないからかもしれない。

とにかく今、究極にそう感じている。
押しつぶされそうなほどにだ。

何をもって優秀とか無能とか判断するかはわからないけど、今痛烈に
そう感じつつ、あることを思い出した。

肩書きだけを見ればエリートという言葉にわずかの曇りも無い男で、世界最大
の広告会社のマーケティングセクションに属するその友人とは、ここのとこ、
とんとご無沙汰であるが約2年ほどの間一緒に年間150日くらいは活動してい
た遊び仲間。僕らは異常で、社会人生活を送っているにもかかわらず少なくと
も2日に1度はそのグループで顔を合わせていたのだ。ほんと自分でも頭おか
しいほど会っていた。

そんな彼はマーケッターの世界にはその本人が優秀か否かをはかる明確な
方策があると言い放つ。

「優秀なマーケッターの見分け方?そんなの決まってるじゃないですか。
たとえば、それが男ならば初めて会った日にその女性の血液型を100%の確率で当てられるかどうかですよ。それができなければ、マーケッター失格です。」


このわけのわからない理論であるが、東大の院卒という肩書きと、その
いかにも優秀そうな顔立ち、かつ、お育ちの良さそうな顔つきをしたイケメン
男の口から、そう得意満面で言われた日には信じざるを得ないわけです。

彼がかなりの確率で血液型を外しているということはあまりにも有名な事実。

どうでも良いけど、お腹空いた。
焼肉食いたい。

焼肉と言えば、つい最近世界最大のポータルサイトの日本法人に勤める
某友人からメールが送られてきた。
彼は、初めて会った時に自己紹介をしたのだが、そのフレーズは今でも
鮮烈に脳裏に焼き付いている。

「焼肉のことなら僕に何でも聞いてください!」と。

焼肉に関しては、そこらへんの人間より遥かに詳しいと自負していた僕が
その言葉を聞いた瞬間、SAY TO MYSELFしたのは自然の流れだった。

「ふん。いるいるこういう奴。どうせたいしたこと無いだろう。」と。

どうやら、その発言には確かな理由と自信があったようだ。先週貰ったメール
で感じさせられた。明らかに浅はかだった。

(以下、メール文章抜粋)
ご存知ない方もいらっしゃるかと思いますが、ライフワークの一つである
「旧焼肉振興会」 のホームページを一気にリニューアルしました。
自分はサイト構築を担当させて頂きましたが、コピーライティングは事実上
プロ投入、デザインロゴにはプロのデザイナー投入、と、結構気合が入って
おります。まだまだ 改良 や コンテンツの充実 を図らねばならないのは承知
しておりますが、『焼』 でお困りの際は是非ご活用ください。
また「ここに行け!」「ワタシに訊け!」
というような情報がありましたら、是非、ご教授ください。

これが彼から送られた内容だが、下記のサイトは焼肉に関する考え方と、
自分がいかに「焼」に関して浅はかな考えを
もっていたかを考えさせられるはずである。
分析も秀逸だし、彼らのその焼きのテクニックまで載っている。恐ろしいテクだ。
これは日本の焼肉産業を一気に覆す勢力になるかもしれない。
もし読者の皆様の中に、焼肉屋を経営しようかとお考えの方がいらっしゃれば
彼らを見方につけることがすなわち「成功の鍵(KEY SUCCESS FACTOR
=KSF)」になるであろう。
そう、今や牛角を運営するレインズインターナショナルも、トラジも上場企業
である。ともすると、この企業達が上場できた背景には、彼らに背かなかったとい
う秘密があるのかもしれない。

彼らから見て未熟でこわっぱなレベルの小生が能書きを語るつもりは毛頭無いが、
下記サイトの中の焼肉屋であれば、個人的には下記ランキングとなる。

1.スタミナ苑
2.漢江
3.ホルモン道場闇市倶楽部

是非、下記サイトをご堪能あれ。なにせ、焼肉屋の「はしご」が夢であるという者達
なのだから・・・。

究極の焼肉サイト「ヤキニクエスト」

もしかしたら、このサイトを見て僕は自分の無能さ、浅はかさを感じて自信を
喪失しているのかもしれない。どうやら間違い無さそうだ。修行が足りない。
by osaki_kotaro | 2005-02-04 20:53 | エンターテインメント
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