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オカルトとヴァーチャルとリアル


日曜日に、トイレを借りようと思い、近くにあったパチンコ屋に入ったのです。
昔は、ちょっとやってたこともあったのですが、かなり久しぶりにパチンコとの
接点を持ったのです。

その景色を俯瞰して見ると、なんでこんなことが好きだったのか今となっては
理解不能です。

現在となってはギャンブルは、海外以外ではやりません。
まあ、投資をギャンブルと考えればそれなりにしておりますが。

パチンコというのは、完全なる確率論のゲームで日本国内の合法(細かく言えば
公営ギャンブルではないですが)ギャンブルの中では唯一本質駅名意味において
プロというものが存在します。
一部、パチンコ台のROMを変更したりする犯罪がありますので、その台に偶然
座ってない限りは、ある決まった確率にもとづいて当たりか外れのフラッグを
抽選しているわけですから、店の営業形態と回転率を計算すれば勝てるギャンブル
なんです。
ただし、確率というのは期間が長ければ長いほど基本確率に収斂していくもの
なので、一日やっただけでは、どんなに良い台であっても大負けの可能性がある
ため、毎日打っている人にとっては、効率の良いものなのです。
つまり、釘さえ読めれば間違い無く勝てる。

が、大半の客は一喜一憂する言わば、蟻地獄にはまっているわけです。

その一喜一憂している蟻地獄の蟻たちは、不思議な生き物なのです。

リーチがかかって大当たりの出目のタイミングで台をおもいっきり叩くことがあります。
もちろんこの行為自体不法行為でNG行為なのですが、そうする人はとても多いのです。

叩くことによって当たり易いと思い込むのです。
コンピュータによって当たりか外れかを制御しているわけなので叩くことに意味は無い
のにそう思い込む。

叩く=大当たりし易い

こういう方程式を信じ込んでいるのです。
逆の発想は無いのです。

叩く=大当たりしづらい(外れやすい)

こうは考えないわけです。
オカルト発想の中でも、後者として考えるのが普通なのにそうは考えない。

ジンクスとして捉えているのではなく、リアルなテクニックとして信じているのです。

これは怖いことです。

だからこそ、携帯のコンテンツで一番の人気が占いだったりするのでしょうか?

愛の話しになれば、

思い、思われ、振り、振られでしょうか。
古いクレアラシルのCMで刷り込まれましたが、にきびの位置によって恋愛のポジショング
を謳いました。
にきび、という言わば「負」のイメージをプラスに変えたコミュニケーションをしたことには
大いなる意義があります。

が、それって単に「オイリー」なだけでしょ?

僕も若干そういうジンクスがあります。

例えば、ゴミ箱にゴミを投げ入れる。

「これが入ったら、幸せになれる」と。

凄くアバウトなお願いをするわけですが、入らなかった時は、

「こんなことで人生変わるわけねえよ」と心の中で思っても、なんだか嫌~な
気分になる。

次の角ですれ違う最初の人が、女だったら「恋愛運」が上がるとか。
結果はほとんど男なんですけど。

人間は弱い生き物です。

幸せになりたいのです。

今、会社の近所でSFCのプロジェクトの発表会がやってるって連絡を貰ったので
徒歩で見てきました。リアルの世界です。

素晴らしいですね。

シビアな目線で見れば、商売としては成り立ちづらいものばかりなんですけど、
僕が学生時代を考えれば、パソコンなんて周囲で自分だけ触ったことなかった
単なるスポーツバカだったことを考えると、簡単に否定なんてできないというか、
彼らがビジネスの最前線で頑張る10年後くらいを考えると、自分とは比較に
ならない可能性を秘めていると感じさせられました。
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このSFCというところは、勉学というもののイメージを180度変えたと個人的には
思ってます。
死ぬほど勉強させられて、文系でありながらITを中心とした理系の要素を徹底的
に刷り込まれるということを言っているのではありません。

何十年も前から、理系ならば当然やってきたようなことを、文系学部としてオタク
のイメージを払拭して世に「SFC=優秀」という等式を伝えたことです。
理系ならばもっと深いことをわかっているのに。

日本のインターネットの立役者たる村井教授の力が大きいのでしょうか。
日本も今はダメだけど、10年後くらいは期待できるかもしれません。
ニートと少子化の問題さえクリアできれば。

発想力とコミュニケーション力と表現力以外で勝負できないわ。
話し方教室でも通おうかな。
by osaki_kotaro | 2005-02-15 18:36 | ビジネス
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