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帝王学


今更ながら、堤義明氏について。

僕個人としては、ライブドアの件以上に興味を持っている。

「帝王学」という言葉があるが、まさにその言葉が当てはまる。
また、「英雄色を好む」という言葉も彼に当てはまる。もちろん英雄とは
言えませんが一般に成功者と言われる人に冠される言葉なので。

テレビ見てて、「は~、すげえなあ」と思ったのは義明氏の父君に関して。
3人だっけか?息子がいて、3男の義明氏を跡取と決めていた。
しかもそれが義明氏が中学か高校時代に決めていたということだから面白い。
何らかの基準があったのかもしれないが、普通は長男になることが多いはず。

なんと言っても注目されるのは、その帝王学である。
英雄色を好む話しはあらゆるメディアで面白おかしく取り上げられているので
置いておきます。

彼の父は、その帝王学において
「友達を作るな!」と教えこんでいたという。

その理由は恐らく、仲が良くなるとお金の無心とかされて断りづらくなるという
ことらしい。なんとなく意味はわからなくもないがすごい教育をする人ですね。
子供の友人関係を遮断するなんてねえ。
ドラマであるような、「あんな不良と付き合ってちゃダメ!」ってレベルならまだ
理解できるけど。

でも調べてみるとそうでも実際は無い事実もわかってきた。
メディア報道や西武の社員に聞いたところでわからないこともある。相当近い
人間とかでないとわからないことは世に多数ある。

それで聞いてみた。
誰にか。我が家のDNAを小生に受け継いた父君にである。

何故、聞いたか。
物凄い古いながらかなり近い接点を持っていたからである。
父は堤義明氏と同じ大学であり、在籍したいて際も被っていた。
さらに、体育会に入っていて同じ部であった。
何の部活か!?これがキャシャな僕とは違い、「体育会柔道部」だったのである。
体育会柔道部でしかも当時バンカラの代名詞だる早稲田ということをあわせるとかなり
怖いものがあります。この柔道部在籍の事実は相当知られてないんじゃないかな?
その部活で先輩後輩関係にあったため、まあ一般的に言えば当時は近い位置にいた
のは事実だろう。
で、父君は言った。

「当時は、柔道部出身者を親の会社に結構入れてたぞ。
家に下宿までさせてた。忠誠心を誓わせたんじゃないのか?」

この程度の内容ですが。
そういう意味では仲間はいたんじゃないのかなあ?報道って結構誤り多いのかなと
あらためて思った。

やっぱ世襲制って怖い。
このようなコンツェルン型の大会社だけではなくて、町の工場だったり、もしくは商店
や、第一次産業である農家だったり形は色色あると思うけど、どれにしてもその中で
自分が心からやりたいと思える仕事を親がやっている可能性はかなり低いわけだけど
、その場合でも継がないと困ると言われたら、親の気持ちに応えたいと思ってしたくな
い仕事をすることになったりするんだろう。

疲れたのこのへんで。
by osaki_kotaro | 2005-02-25 19:36 | 人物
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