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男女意思すれ違いの恋愛学


最近、マジで平日はひきこもっている僕。

でも今日はかなり前からお誘いを受けていたので友人達と
渋い五反田で飯を食べた。

そもそもこのお誘いは、五反田で最も活きの良い会社のお偉いさん
からのお誘いであったらしい。
「らしい」という表現を使うのは、実際僕が大学4年の時に就職活動の
後押しをする組織でボランティアスタッフをしていた時の後輩がその
人と仲がよく、僕との繋がりをその偉い人が知っていたから後輩に
仲介に入ってもらって実現したという複雑なものだった。
その偉い人は前から3回ほど会っていたのだが、誰かが吹聴したのか
僕に興味を持ってくれたらしく是非男で飯を食おうということになったとの
こと。ちなみに、偉いと言っても彼は僕より年下なのねん。

そこには凄く仲良い皆の共通の友人である、某人も参加した。

五反田の住人の偉い人がオイスターバーをセッティングしたのだが、
そこでなされる会話は色々飛ぶのだが、恋愛トークが一番盛り上がる
わけだ。

やはり、テーマは携帯電話と恋愛の複雑な関係になる。
これは近年切っても切れないテーマ。

男が気になる女性にメールと電話番号の連絡先を入手したとする。

その場合、メールと電話どちらで連絡をするべきかという、いわゆる

「べき論」が展開される。

相手が何を望んでいるかわからないことがそもそも問題なのだ。

人によっては、色々あるようだが過去のシンクタンクとしての最低限
のデータとして蓄積してきたことをここで披露しよう。

【携帯に見る、男と女のすれ違い】

まず男の心理を考える。

男の気持ちとしては、心理学分析をすればこのような気持ちの流れ
になるはずだ。

「いきなり電話もな・・・」

弱気である。かなり弱気である。
これは、自分に克己していないのであるが、本人はその事実まで
感じていない。「一般的に」と自分の心に嘘の事実を作る。
逃げ道を自分で作るのである。

結果、メールで逃げる。

しかしながら、ドコモユーザーであれば、いきなり絵文字を使う勇気
が無い。
あたりさわりの無い文章を文字のみで表現する人が多い。

女性の心理としては、そのメールを見ると、気持ちが込められていない
と捉えることが全体としては多いようだ。

だが、男の心理としては、

「いきなり絵文字もな・・・」

なのである。
相手に「キモイ」と思われたくない気持ちがあるのだ。

この絵文字というものを考えた、ドコモの功罪はたしかに大きい。

僕の分析によると。

彼氏→彼女の構図の場合は、どうやら絵文字を使って欲しいようだ。

男→女友達(知り合ってからいくばくかの時間を共有した関係)では
絵文字を使っても「キモイ」とは思われないようだ。

一番の難関はここだ。
A:→知り合ったばかりの女性(若年層~23歳程度)
B男→知り合ったばかりの女性(それ以上)

Aの場合は、いきなり絵文字もOKということがリサーチ上、多い。

Bの場合は、かなり千差万別になり、絵文字を使うとマイナス
イメージになる可能性も高い。

ならば、Bの場合はテキストベースのメールが安心かと言えば、安心
ではないことも多い。

つまり、知り合ったばかりでもメール嫌いの女性の割合は実際多い
し、メール嫌いでなくても電話をしてきてもらった方が良いと考える
女性は多いようだ。

それ以前にメールばかりのやりとりでは、メル友からさらなる発展は
少ないというデータも取れている。

ここが、男の心理として大きいのだが、メールではなく電話通話は
男性心理がさらに大きくのしかかる。

A:かけたら相手が電話に出た。
B:かけたけど、いきなり留守電。
C:かけて、鳴ったけど留守電に。

Aはもちろん問題無い。出てくれた安堵感で安心感が醸成されコミュ
ニケーション下手でなければ良いベクトルへ進むだろう。

B。これもある程度安心。正確に言えば、「メールで逃げなかった」
自分を正当化できる。

C。これが一番やっかいだ。
つまり、電話が鳴ってて特に用も無いのに意図的に出てないのでは
ないかという懐疑心が心をよぎるらしい。

逆に、「あっ、今電車かな」とか、「お風呂でも入っているのかな」とい
う一瞬への自分への言い訳で納得はするが、その後折り返し電話
が無いと焦る。鳴ったわけだから着信が残っている。
それに折り返しが無いのは自分がダメだと言われていると誤解しがち。
着信のみならず、留守電にメッセージを残したのにさらに折り返しが
なければ、気分的には、

「完敗・・・」

らしい。

一度この思いを味わうと、メールコミュニケーションへ逃げるようになる。
もちろん、その他の人へもだ。

すると、電話を最初にする勇気が無くなる。どんどん無くなる。

こういった悪循環が、携帯電話というツールだけでもそこらじゅうで起
こっている。

解決すべき方法は一つしかない。

連絡先を聞いた時に、電話とメールどちらが好ましいか?絵文字は
使うべきか?使うべきでないか?ということを聞くことだ。

デジタルの世界であればあるほど、こういったアナログでのヒアリング、
つまり事前のコミュニケーションが大切になってくる。

皆様、良き恋愛を~!!!
by osaki_kotaro | 2004-06-05 10:20 | 恋愛科学
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