2005年 03月 23日 ( 1 )

営業力は万能な交渉力ではないらしい


久々に後輩と飯を食べた。
ヤツからのオファーで「こーたろーさんは山っ気あると感じたのでご飯誘ったのです」だと。そんなことはないんですが。
場所は懐かしの青山ボエム。ダイエットの僕にはかなり厳し目のチーズ、バター、オイル系の料理満載。さすがグローバルダイニング・・・。店員は相変わらずウザイくらいテキパキとしている。この対応力によって給料が変わっちゃう会社だから仕方ないけど。

ヤツはドメスティック系大手証券会社を3月末に辞めて、某投資銀行に勤めるという。
しかも変わっているのが営業マンだった男がいきなり投資銀行とは・・・。
正真正銘のトップ営業マンでまだ入社3年目だが部長目前で、年収も1千万を裕に越える。よく頑張っておる。偉いのう。
いろいろ聞いたが、証券営業というのは恐ろしい世界だ。死ぬような目に何度も会っている。

顔だけ見ると、

「あっ、、多摩川のふちで生活してますよね~?この前見ましたよ」

と一日3回は言われても何らおかしくない風貌をしており、「おりこうさん顔」の真逆に位置するビジュアルをしているが、かなり客を儲けさせてきたらしい。当然といえば当選だがプロだった。
ある業界に属していてもアマな人はかなりいるが、ヤツはプロだった。相場をかなり熟知している。ということで、俺はこれから彼に弟子入りすることに決めた。

村上ファンドとの壮絶な死闘を繰り返した話しは笑った。顧客からのあり得ない接待話しとか、営業なのにM&Aの仲介やった話しとか。

35までに引退するそうだ。そのために、いろいろと人を紹介することにした。
あまりにも給料が高いため、貯蓄させて日本経済の踊り場脱出の足かせとなっても困るので飲食代はヤツの奢りとさせました。そして彼は僕が電車で帰る中、

「彼女と会うんでじゃあ!」と颯爽とタクシーで消えていきましたとさ。

彼女はたしかにいるが、仕事のできる男は女にモテるとよく言われる。彼はモテません。
だからこの定説が嘘だということがよ~くわかりました。
女の子をくどくべく、某所にあるブランドGのショップでは貢物のために購入したバッグの数が数知れずらしく、上顧客のリストに入っているそうです。それでもほとんど結果が出せないらしい。コスト意識の甘さが丼勘定の証券マンらしさを表しているが、
『営業力=女性への交渉力』ではないことがよくわかったのだった。
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by osaki_kotaro | 2005-03-23 17:49 | ダイアリー